テンプレート:Math/doc

提供: testwiki
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テンプレート:Documentation subpage このテンプレートは HTML または wiki のマークアップの数式を、MathJax 風に出力します(MathJax はウェブ上で動く テンプレート:TeX のインタプリタ)。

このテンプレートは CSStexhtml クラスを利用しており、これによって周りのサンセリフ・フォントと一致するようにセリフ・フォントの大きさが調節されます(詳細は後述)。また、テンプレート内の数式は折り返しされなくなります

このテンプレートは、複雑でない数式に対して テンプレート:Tag タグの代わりに使用することを目的としています。

使い方

数式をテンプレートで囲うことで利用できます。 等号 (=) や縦線 (|) を用いる場合は テンプレート:Tl や {{!}} などのテンプレート/マジックワードを利用するか、文字参照をして下さい。 等号に関しては、math テンプレートの引数名を明示することで、通常の半角イコールを利用することもできます。この利用法は、たとえば数式中に HTML 要素があり、その style などを指定している場合などに用います。

{{Math|''f'' (''x'') {{=}} ''b{{Sup|x}}'' {{=}} ''y''}}
テンプレート:Math
{{Math|sin π {{=}} 0}}
テンプレート:Math.
{{Math|{{Intmath|int|0|+∞}} e{{Sup|−''x''}} d''x'' {{=}} 1}}
テンプレート:Math
'''{{Math|{{Sqrt|{{Sfrac|1|2}}|.}} × {{Sqrt|{{Sfrac|1|3}}|.}} {{=}} {{Sqrt|{{Sfrac|1|6}}|.}}}}'''
テンプレート:Math

テンプレート:Tl

関連テンプレート例

数式表
解説 用いるテンプレート 入力方法 mathと併用したときの出力
平方根 テンプレート:Tl {{Sqrt|2}} テンプレート:Math
冪乗根 テンプレート:Tl {{Radic|1 + 2|4}} テンプレート:Math
縦書きの分数 テンプレート:Tl {{Sfrac|3|10|71}} テンプレート:Math
プラスマイナスによる場合分け テンプレート:Tl {{± | 1.3 | 5.5}} テンプレート:Math
文字を上に置く テンプレート:Tl {{Overset|abc|defg}} テンプレート:Math
文字を下に置く テンプレート:Tl {{Underset|abc|defg}} テンプレート:Math
文字の上に線を書く テンプレート:Tl {{Overline|RESET}} テンプレート:Math
ティルダーをつける テンプレート:Tl {{Tilde|Δ}} テンプレート:Math
ハットをつける テンプレート:Tl {{Hat|H}} テンプレート:Math
ドットをつける テンプレート:Tl {{Dot|A}} テンプレート:Math
ダブルドットをつける テンプレート:Tl {{Ddot|O}} テンプレート:Math
矢印をつける テンプレート:Tl {{Vec|''A''}} テンプレート:Math
下に右向き矢印をつける テンプレート:Tl {{Vec|''A''|right|under}} テンプレート:Math
上に両方向矢印をつける テンプレート:Tl {{Vec|''A''|double}} テンプレート:Math
定義 テンプレート:Tl {{Coloneqq}} テンプレート:Math
定義(逆向き) テンプレート:Tl {{Eqqcolon}} テンプレート:Math
始め山括弧 テンプレート:Tl {{Langle}} テンプレート:Math
終わり山括弧 テンプレート:Tl {{Rangle}} テンプレート:Math
山括弧対 テンプレート:Tl {{Angbr|''a''}} テンプレート:Math
ブラ テンプレート:Tl {{Bra|''φ''}} テンプレート:Math
ケット テンプレート:Tl {{Ket|''ψ''}} テンプレート:Math
ブラ-ケット対 テンプレート:Tl {{Bra-ket|''φ''|''ψ''}} テンプレート:Math
ケット-ブラ対 テンプレート:Tl {{Ket-bra|''ψ''|''φ''}} テンプレート:Math
絶対値 テンプレート:Tl {{Abs|''x''}} テンプレート:Math
ノルム テンプレート:Tl {{Norm|''x''}} テンプレート:Math
積分 テンプレート:T {{Intmath|int|}} テンプレート:Math
積分(区間指定付き) テンプレート:Tl {{Intmath|int|0|1}} テンプレート:Math
二重積分 テンプレート:Tl {{Intmath|iint|}} テンプレート:Math
三重積分 テンプレート:Tl {{Intmath|iiint|}} テンプレート:Math
周回積分 テンプレート:Tl {{Intmath|oint|}} テンプレート:Math
時計回り矢印付き周回積分 テンプレート:Tl {{Intmath|varointclockwise|}} テンプレート:Math
反時計回り周回積分 テンプレート:Tl {{Intmath|ointctrclockwise|}} テンプレート:Math
周回二重積分 テンプレート:Tl {{Intmath|oiint|}} テンプレート:Math
周回三重積分 テンプレート:Tl {{Intmath|oiiint|}} テンプレート:Math
総和(添字は右) テンプレート:Tl {{Sum|sub|sup}} テンプレート:Math
総和(添字は上と下) テンプレート:Tl {{Sum|under|over|d}} テンプレート:Math
上付き テンプレート:Tl a{{Sup|上付きのテキスト}} テンプレート:Math
下付き テンプレート:Tl a{{Sub|下付きのテキスト}} テンプレート:Math
下付きと上付き テンプレート:Tl {{Subsup|A|sub|sup}} テンプレート:Math
上付きと下付き テンプレート:Tl a{{Sup sub|sup|sub}} テンプレート:Math
上下の添字(場所は揃わず) テンプレート:Tlテンプレート:Tl X{{Sub|i}}{{Sup|j}} テンプレート:Math
上下の添字(場所を左に揃える) テンプレート:Tl X{{Su|a=l|p=aaaaa|b=b}} テンプレート:Math
上下の添字(場所を右に揃える) テンプレート:Tl X{{Su|a=r|p=aaaaa|b=b}} テンプレート:Math
上下の添字(場所を中央に揃える) テンプレート:Tl X{{Su|a=c|p=aaaaa|b=b}} テンプレート:Math
円周率 テンプレート:Tl ''{{Pi}}'' テンプレート:Math
換算プランク定数 テンプレート:Tl {{Hbar}} テンプレート:Math
トップ テンプレート:Tl {{Mtop}} テンプレート:Math
ボトム テンプレート:Tl {{Mbot}} テンプレート:Math
半開区間(右開き) テンプレート:Tl {{Closed-open|-1, 1}} テンプレート:Math
半開区間(左開き) テンプレート:Tl {{Open-closed|-1, 1}} テンプレート:Math
閉区間 テンプレート:Tl {{Closed-closed|-1, 1}} テンプレート:Math
開区間 テンプレート:Tl {{Open-open|-1, 1}} テンプレート:Math
集合差 テンプレート:Tl {{Setminus}} テンプレート:Math

等号などの入力について

等号 =、縦線 |、ブレース(波括弧){} は数学において多用される記号ですが、テンプレート呼び出しにおいてこれらの記号は特別な意味を持ちます(等号は引数名の指定、縦線は引数間の区切り、右閉じの二重ブレース }} はテンプレート呼び出しの終端を示します)。したがって、テンプレート内でこれらの文字を使用する際にはエスケープ処理を行う必要があります。

等号の入力

等号 (=) を含む数式を書く際に、以下のように記述してしまうと正しく数式がレンダリングされず、空白として表示されます。

間違ったコード 1
{{Math|1 + 2 = 3}}
テンプレート:Math

これを回避するためには引数名を "1=..." のように明示するか

正しいコード 1.a
{{Math|1=1 + 2 = 3}}
テンプレート:Math

テンプレート:Tl テンプレートを利用します。

正しいコード 1.b
{{Math|1 + 2 {{=}} 3}}
テンプレート:Math

1.b の対処法を用いたとしても、数式部分に HTML 要素が含まれる場合には注意が必要です。

間違ったコード 2.a
{{Math|''x<sub>k</sub>''<sup style="margin-left:-0.5em">2</sup> = ''k''}}
テンプレート:Math
間違ったコード 2.b
{{Math|''x<sub>k</sub>''<sup style="margin-left:-0.5em">2</sup> {{=}} ''k''}}
テンプレート:Math

この場合は、1.a のように引数名を明示してやる必要があります。

正しいコード 2
{{Math|1=''x<sub>k</sub>''<sup style="margin-left:-0.5em">2</sup> {{=}} ''k''}}
テンプレート:Math

縦線の入力

ノルム絶対値を表現するのに | を用いますが、これはテンプレートの引数指定をする際に区切り文字として使用されているため、代替の文字で置き換えなければなりません。

間違ったコード 3
{{Math||''f''(''x'') − ''a''| < ''ε''}}
テンプレート:Math

この問題を回避するために {{!}} や テンプレート:Tl などのマジックワード/テンプレートが用意されています。

正しいコード 3.a({{!}} 使用)
{{Math|{{!}}''f''(''x'') − ''a''{{!}} < ''ε''}}
テンプレート:Math.
正しいコード 3.b(テンプレート:Tl 使用)
{{Math|{{Abs|''f''(''x'') − ''a''}} < ''ε''}}
テンプレート:Math.

ノルムの場合は テンプレート:Tl を使用します。

正しいコード 3.c(テンプレート:Tl 使用)
{{Math|{{Norm|''f''(''x'') − ''f''(0)}} < ''ε''}}
テンプレート:Math.

ブレースの入力

集合などを示す際にブレース {, } を用いますが、右閉じのブレース } はテンプレート呼び出しの終了を示す文字として使用されているため、末尾のブレースは代替の文字で置き換えるか、後ろに空白を挿入しなければなりません。空白を挿入する場合、空白は通常の文字として表示されるため、スペースの調整に注意してください。テンプレート テンプレート:Tl を使うことで、集合を表すブレースやブレース中の縦線をマジックワードで置き換える必要がなくなります。

間違ったコード 4(最後の右閉じブレースのフォントが異なる)
{{Math|{''x'' {{!}} ''f''(''x'') {{=}} 0}}}
テンプレート:Math}.
正しいコード 4.a(空白の挿入)
{{Math|{''x'' {{!}} ''f''(''x'') {{=}} 0} }}
テンプレート:Math.
正しいコード 4.b({{)}}の使用)
{{Math|{{(}}''x'' {{!}} ''f''(''x'') {{=}} 0{{)}}}}
テンプレート:Math.
正しいコード 4.c(テンプレート:Tl の使用)
{{Math|{{Mset|''x'' | ''f''(''x'') {{=}} 0}}}}
テンプレート:Math.

オプション

以下の引数がオプションとして存在します。

  • big = 1:数式が通常の 165% の大きさに表示されます。
  • size = font-size:フォントの大きさを指定したい場合に使います。
指定なし
{{Math|1 + 2 {{=}} 3}} です。
テンプレート:Math です。
big = 1 指定
{{Math|big=1|1 + 2 {{=}} 3}} です。
テンプレート:Math です。
size = 2.56em 指定
{{Math|size=2.56em|1 + 2 {{=}} 3}} です。
テンプレート:Math です。

エラー

入力ミスを調べるために警告文と警告文が発生しているページのカテゴリが用意されています。エラーが発生しているページはCategory:テンプレート呼び出しエラーのあるページ/Template:Mathから参照できます。

必須引数のエラー

必須引数の値が指定されていない場合、以下の警告文が表示されます。

1 指定なし
{{Math||1 + 2 {{=}} 3}} です。
テンプレート:Math です。

オプションのエラー

フォントサイズ変更オプションに bigsize の両方を指定すると警告文が表示されます。

big = 1, size = 2.56em 指定
{{Math|big=1|size=2.56em|1 + 2 {{=}} 3}} です。
テンプレート:Math です。

テンプレートデータ

テンプレート:TemplateDataHeader <templatedata> { "description": "このテンプレートは HTML または wiki のマークアップの数式を、MathJax 風に出力します(MathJax はウェブ上で動く TeX のインタプリタ)。このテンプレートは CSS の texhtml クラスを利用しており、これによって周りのサンセリフ・フォントと一致するようにセリフ・フォントの大きさが調節されます。また、テンプレート内の数式は折り返されなくなります。", "params": { "1": { "label": "数式", "description": "インライン数式をウィキテキストで入力します。", "type": "content", "required": true, "example": "1 + 2 = 3" }, "big": { "label": "大きなフォント", "description": "「1」を指定するとフォントサイズが通常の165%になります。size 引数との併用はできません。", "type": "string", "required": false }, "size": { "label": "フォントサイズ", "description": "フォントサイズを指定したいときに用います。big 引数との併用はできません。", "type": "string", "required": false, "example": "1.18em" } } } </templatedata>

フォントおよびフォントサイズは、MediaWiki:Common.css で定義されている texhtml クラスを利用して、Windows, OS X, Linux 上で見つけた共通の規定フォントを比較して決定され、フォントの x-height (文字 x の高さ)が合うように 108% の大きさにスケールされます。ただし、(あなたを含め)必ずしもすべての人が規定フォントを利用しているとは限らないことに注意しましょう。もしあなたの環境で、周囲のテキストとレンダリングされた数式の大きさがマッチしていなかった場合、個人の CSS を編集して調整しましょう。たとえば、DejaVuフォントスケーリングする必要がありません。DejaVuフォントを使う場合には、span.texhtml { font-size: 100%; } とすることで正常に表示されます。

texhtml というクラス名は、テンプレート:TeX レンダラーからの名残で、かつては個人設定から テンプレート:TeX で書かれた簡単な数式を HTML テキストとして表示させることができました。この機能は既に取り除かれていますが、HTML で書かれた数式に対しては同じクラス名が継続して用いられています。

関連テンプレート

式にラベルを貼る
テンプレート:Tlテンプレート:Tl
{{EquationRef|Eq. 1}} <math>x^2+x+1=0</math>
式({{EquationNote|Eq. 1}})は…

テンプレート:EquationRef x2+x+1=0 式(テンプレート:EquationNote)は…

式を囲う
テンプレート:Tl
Complex number

z=reiϕ=x+iy

{{Equation box 1
|title='''[[Complex number]]'''
|indent=:
|equation=<math>z=re^{i\phi}=x+iy \,\!</math>
|cellpadding = 6
|border = 1
|border colour = black
|background colour=white}}
定理
テンプレート:Tl
{{Math theorem|定理の名前|ステートメント|note=注釈}}

テンプレート:Math theorem

証明
テンプレート:Tl
{{Math proof|証明内容|drop=yes}}

テンプレート:Math proof

積分
テンプレート:Tl
{{Intorient
| preintegral = <math>W = </math>
| symbol = varoint
| intsubscpt = <math>{\scriptstyle \Gamma}</math>
| integrand = <math>p \, {\rm d}V</math>
}}

テンプレート:Intorient

ディンキン図形
テンプレート:Tl
{{Dynkin|node|3|node|3|node|3|node}}

テンプレート:Dynkin

その他関連項目

テンプレート:Div col

テンプレート:Div col end