完全微分形式

提供: testwiki
2017年9月4日 (月) 15:00時点における111.188.11.86 (トーク)による版 (補遺: oldid=65369983 は fr:Forme différentielle exacte 13 avril 2017 à 15:15 から (typo))
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

微分位相幾何学における微分形式完全 (exact) である、または完全微分形式(かんぜんびぶんけいしき、テンプレート:Lang-en-short)、短く完全形式 (exact form) であるとは、別の微分形式でその外微分がもとの微分形式に一致するものが存在するときに言う。すなわち、完全形式は可積分である。短くまとめると、微分形式 テンプレート:Mvar が完全とは、微分形式 テンプレート:Mvar が存在して

ifω=Q(f)Q(i) が積分路のとり方に依らず テンプレート:Mvar のみによって決まる

ようなものである。シュヴァルツの定理により、テンプレート:Math-テンプレート:仮リンクの任意の完全形式は閉微分形式である。ポワンカレの補題はその部分的なを保証する。

一次微分形式の場合

開集合 テンプレート:Mvar 上定義された1-形式 テンプレート:Mvar が完全とは、テンプレート:Mvar 上定義された可微分函数 テンプレート:Mvar が存在して テンプレート:Math となるときを言う。言い換えれば、テンプレート:Mvar によるベクトル場勾配場とのスカラー積となる。

ポワンカレの補題によれば、単連結開集合上の テンプレート:Math-級微分 1-形式が完全となるのは、それがとなるとき(かつそのときに限る)である。

参考文献

関連項目

外部リンク

テンプレート:Portal