くし型関数
ナビゲーションに移動
検索に移動

くし型関数(くしがたかんすう、テンプレート:Lang-en-short)は、デルタ関数を一定の間隔で並べた超関数。
ここで テンプレート:Mvar は周期、テンプレート:Mvar はデルタ関数である。
様々な呼称があり、キリル文字の “Ш" の形に似ているためシャー関数 (テンプレート:En)、あるいは関数の性質から周期的デルタ関数とも呼ばれる。
くし型関数を通常の関数と見た場合、デルタ関数と同様、以下のように振る舞う。
連続関数との積を取ることにより、一定間隔で離散化(サンプリング)した数値列を得ることができるわけではない(クロネッカーのデルタ関数と混同しないこと)。 連続関数と積を取った後、積分を行うことで、積分を一定間隔値の無限和に変換する性質を持つ。サンプラーのモデルとしても扱われる。
特徴
ただしフーリエ変換すると周期が テンプレート:Mvar から テンプレート:Math になる。 なお当然のことながら、積分を使わない離散フーリエ変換をくし型関数に定義することはできない。