プラスチック数

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プラスチック数(Plastic number)は、

x3=x+1,

という代数方程式の唯一の実数解であり、

ρ=12+162333+12162333 または ρ=9+69183+969183

と書ける。また、小数点以下27桁まで 1.324717957244746025960908854 と近似できる(テンプレート:OEIS)。

黄金比フィボナッチ数列の隣接項比の、白銀比ペル数の隣接項比の極限であるように、プラスチック数はパドヴァン数列及びペラン数列の隣接項比の極限である。

性質

辺の比が テンプレート:Math正方形は閉じた螺旋を形成する。
縦横比 テンプレート:Math (上部)および テンプレート:Math (下部)の長方形は正方形を形成する。
  • プラスチック数は以下の代数方程式の実数解である。
x5=x4+1x5=x2+x+1x6=x2+2x+1x6=x4+x+1x7=2x51x7=2x4+1x8=x4+x3+x2+x+1x9=x6+x4+x2+x+1x12=2x10x41x14=4x9+1
  • プラスチック数はテンプレート:仮リンクの中で最小の数である。
  • プラスチック数の平方 ρ2x についての方程式 (x1)2=1x を満たす実数解である。
ρ2=1.754877666246692760049508896 (テンプレート:OEIS)
  • 次のような様々な表現が知られている:
ρ=23cosh(13arcosh(332))=1+11+11+1=1+1+1+333
  • 自分自身の無限幾何級数として次のような表現が可能である:
ρ=n=0ρ5n および ρ2=n=0ρ3n

外部リンク

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