ポッホハマー記号

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解析学におけるポッホハマー記号(ポッホハマーきごう、テンプレート:Lang-en-short)はテンプレート:仮リンクの名に因む特殊函数テンプレート:Refnestで、組合せ論および超幾何級数論にも応用を持つ。

記法について

同じ函数を表す記号だが、表記にはいくつかバリエーションがある。

  • x(n): 組合せ論で使用
  • (x,n),(x)n: 解析学、特殊函数論で使用
  • xn,xn_: (その他の記法)

複素数 テンプレート:Mvar正整数 テンプレート:Mvar に対して、特殊函数論では テンプレート:Math昇冪[* 1]

(x)n=j=0n1(x+j)=x(x+1)(x+2)(x+n1)

を表すのに用いるが、組合せ論では テンプレート:Math を降冪[* 2]

(x)n=j=0n1(xj)=x(x1)(x2)(xn+1)

として用いる。混乱を避けるため、昇冪を テンプレート:Math, 降冪を テンプレート:Math でそれぞれ表すこともよく行われる[* 3]。さらに テンプレート:Harvtxt は全く別の冪乗に似た記号を用いる。

xn=x(x+1)(x+2)(x+n1),xn_=x(x1)(x2)(xn+1).

差分学における降冪は微分学におけるの類似対応物である。 ガンマ関数Γを用いると

xn=Γ(x+n)Γ(x),xn_=Γ(x+1)Γ(xn+1)

となる(ただしガンマ関数の引数が非正整数でない場合)。さらに x が正整数のときは階乗を用いて

xn=(x+n1)!(x1)!,xn_=x!(xn)!(xn)

性質

テンプレート:Mvar に対するポッホハマー記号 テンプレート:Math のグラフ

応用

ポッホハマー記号は函数の冪級数展開を表すのに用いられる。いくつか例を挙げれば、

  1. ニュートンの二項級数:
    (1z)a=k=0(a)kk!zk(|z|<1).
  2. 超幾何函数:
    2F1(a,bc;z)=k=0(a)k(b)k(c)kk!zk.

一般化

テンプレート:Main ポッホハマー記号の[[q類似| テンプレート:Mvar-類似]]に[[qポッホハマー記号| テンプレート:Mvar-ポッホハマー記号]]がある。これは

(a;q)0:=1,(a;q)n:=k=0n1(1aqk)=(1a)(1aq)(1aq2)(1aqn1)

で定義される。

多重ポッホハマー記号

テンプレート:Main 多重指数に対するポッホハマー記号を以下のように定めることができる:

(a)κ(α):=i=1mj=1κi(ai1α+j1)(κ=κ1+κ2++κm,α>0).

注釈

テンプレート:Reflist

参考文献

外部リンク


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