ハートリー
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テンプレート:物理定数 ハートリーエネルギー(テンプレート:Lang-en)は、原子や電子のスケールを扱う分野(量子論、原子物理学、量子化学など)で用いられる原子単位系において、エネルギーの単位となる物理定数である[1]。 名称は英国の数理物理学者ダグラス・ハートリーに由来する。 記号は一般に テンプレート:Math で表される。
ハートリーエネルギーのSI単位ジュールによる値は テンプレート:Indent である(2022 CODATA推奨値[2])。 また、電子ボルトによる値は テンプレート:Indent である(2022 CODATA推奨値[3])。
ハートリーエネルギーは、ボーア半径 テンプレート:Math に等しい距離にある、電気素量 テンプレート:Mvar に等しい電気量をもつ2つの粒子の静電エネルギーで定義され テンプレート:Indent で表される。 ここで、テンプレート:Mvar はプランク定数(ディラック定数)、テンプレート:Mvar は真空中の光速度、テンプレート:Math は真空における特性インピーダンス、テンプレート:Mvar は微細構造定数である。
国際量体系(ISQ)においては、電気定数 テンプレート:Math により テンプレート:Math で表されるので テンプレート:Indent となり、ガウス単位系は テンプレート:Math とする量体系に基づいているので テンプレート:Indent となる。
ハートリーはハートリー原子単位系におけるエネルギーの単位である。
物質量あたりでは