プラソロフ点
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ユークリッド幾何学において、プラソロフ点(プラソロフてん、テンプレート:Lang-en-short)は、三角形の中心の一つである。クラーク・キンバーリングの「Encyclopedia of Triangle Centers」ではX(68)として登録されている[1]。名称はロシアの数学者、テンプレート:仮リンクが著書「Задачи по планиметрии」(面積測定の問題)で証明したことに由来する[2]。
定義

テンプレート:Mathについて、九点円の中心をテンプレート:Mvar、垂足三角形をテンプレート:Mvarとする。また、テンプレート:Mvarをそれぞれテンプレート:Mvarで鏡映した点をテンプレート:Mvarとする。テンプレート:Mathとテンプレート:Mvar(第二オイラー三角形,2nd Euler triangle[3])の配景の中心、つまりテンプレート:Mvarの交点をプラソロフ点という[4][5]。
性質
- テンプレート:Mvarを中心とし、それぞれテンプレート:Mvarを通る円の根心はプラソロフ点である[1]。
- テンプレート:Mathを外心の擬調和三角形、テンプレート:Mvarをそれぞれテンプレート:Mvarで鏡映した点をテンプレート:Mvarとする。テンプレート:Mathとテンプレート:Math(外心フールマン三角形)の配景の中心はプラソロフ点である。
- 九点円の中心、類似重心と共線である。
- 垂足三角形の垂足三角形と元の三角形の配景の中心X(24)の等角共役点である。X(24)はオイラー線上にある。
- ジェラベク双曲線上にある[6]。
- プラソロフ点の重心座標は以下の式で表される。