レムニスケート周率

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レムニスケート周率(レムニスケートしゅうりつ、テンプレート:Lang-en-short)とは、円周率の、ベルヌーイのレムニスケートにおける対応物である。レムニスケートを研究する過程で「発見」され、特にカール・フリードリヒ・ガウスが深く研究したとされる。

数学的な記述

通常は、ギリシャ文字のパイの小文字 テンプレート:Mvar の異字体 テンプレート:Math(オメガの小文字 (ω) の上に横棒を1本つけたような形)で表され、実際の数値は、

テンプレート:Math(テンプレート:OEIS)

(小数点以下30桁まで)である。なお、長さのパラメータ単位を1としたとき、レムニスケートの周長は、(の周長が、円周率の倍の値であるのと同様に)レムニスケート周率の倍の値となる。

レムニスケート周率は、第一種完全楕円積分で表され、無理数でもあり、超越数でもある。

すなわち、次の式により求めることができる。

ϖ=201dr1r4=2K(12)=Γ(14)223/2π1/2

ただし、ここで テンプレート:Mvar は、レムニスケートの極座標表示

r2=cos2θ

テンプレート:Mvar である。

なお、これと対比して、円周率 テンプレート:Mvar は、次の式で求めることができる。

π=201dx1x2

また、円周率に関するビエトの式2π=1212+121212+1212+1212

に倣って、次式のような表現も可能である[1]

2ϖ=1212+12/1212+12/12+12/12

脚注

テンプレート:Reflist

外部リンク