リュカ三次曲線
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リュカ三次曲線(リュカさんじきょくせん、テンプレート:Lang-en-short)は、曲線上の点とその等長共役点が、Encyclopedia of Triangle CentersでX(69)に登録されている点と共線であるような三次曲線である[1][2]。
後述する定義を提案したエドゥアール・リュカに因んで命名された[2][3]。Catalogue of Triangle CubicsではK007に登録されている[4]。
座標
X(69)
X(69)は逆補三角形の類似重心である[5]。垂心の等長共役点で、GK線[6](重心と類似重心を結ぶ直線)、ジェルゴンヌ点とナーゲル点を通る直線などの交点である。
重心座標では次の式で与えられる。
定義
リュカ三次曲線の定義には以下の様なものが知られる[4]。
- 曲線上の点とその等長共役点がX(69)を通るような曲線。
- チェバ三角形が垂足三角形であるような点の軌跡。その垂足三角形と基準三角形の対垂の中心はテンプレート:仮リンクを描く。ダルブ―三次曲線をリュカ三次曲線と言う場合もある[1]。
- 17点3次曲線の逆補。
- チェバ円共役点がド・ロンシャン点と共線であるような軌跡(つまりチェバ円共役によって不変)。