像 (圏論)
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圏 テンプレート:Mvar と テンプレート:Mvar における射 が与えられたとき,テンプレート:Mvar の像(ぞう,テンプレート:Lang-en-short)は単射 であって以下の普遍性を満たすものであるテンプレート:Sfn:
- テンプレート:Math なる射 が存在する。
- 任意の対象 テンプレート:Mvar と射 と単射 であって テンプレート:Math なるものに対し テンプレート:Math なる射 が存在する。

注意:
- そのような分解が存在するとは限らない。
- テンプレート:Mvar は テンプレート:Mvar の単射性(左可逆)により一意である。
- テンプレート:Mvar は単射である。
- テンプレート:Math は(テンプレート:Mvar の単射性より) テンプレート:Mvar が一意であることを含んでいる。
テンプレート:Mvar の像はしばしば テンプレート:Math あるいは テンプレート:Math と記される。
例
集合の圏において射 の像は通常の像 から テンプレート:Mvar への包含である。群の圏やアーベル群の圏や(左または右)加群の圏など多くのテンプレート:仮リンクにおいて、射の像は集合の圏における対応する射の像である。
零対象とすべての射に対して核と余核を持つ任意のテンプレート:仮リンクにおいて、射 テンプレート:Mvar の像は
と表せる。アーベル圏(これはとくに双正規である)において テンプレート:Mvar が単射ならば テンプレート:Math であり、したがって テンプレート:Math である。