岩澤理論

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数論における岩澤理論(いわさわりろん、テンプレート:Lang-en-short)は、岩澤健吉円分体の理論の一部として提唱し、バリー・メイザーラルフ・グリーンバーグクリストファー・スキナーらによって洗練・確立された、(無限次元拡大の)ガロア群イデアル類群における表現論である。

テンプレート:Cquote テンプレート:Quotebox

テンプレート:Math 拡大の図

岩澤理論では、有限次代数体テンプレート:Math 拡大テンプレート:Math-extension)というものを考える。素数 テンプレート:Mvar と有限次代数体 テンプレート:Mvar に対して、体の拡大 テンプレート:Mathテンプレート:Math 拡大であるとは、これがガロア拡大であって、そのガロア群 テンプレート:Math が [[P進数|テンプレート:Mvar 進整数環]] テンプレート:Math加法群位相群として同型であることをいうテンプレート:Sfnテンプレート:Math 拡大のガロア群は テンプレート:Math と書かれ、アーベル群ではあるが乗法的に記される。テンプレート:Mvar を非負整数としたとき、テンプレート:Math には テンプレート:Math の倍数たちからなる有限指数の開部分群があるので、テンプレート:Math にもそのような部分群がある。これは テンプレート:Mathテンプレート:Math の同型の取り方によらない。この部分群を テンプレート:Math と書くテンプレート:Efnテンプレート:Math にガロア対応する テンプレート:Math部分体テンプレート:Math と書き、テンプレート:Math 拡大 テンプレート:Mathテンプレート:Mvarテンプレート:Mvar-th layer)というテンプレート:Sfn。これは テンプレート:Math中間体で、テンプレート:Mvarテンプレート:Math 次である唯一のものでありテンプレート:Sfnテンプレート:Mvar 上の巡回拡大であるテンプレート:Sfnテンプレート:Math たちは体の塔(拡大列)

F=F0F1FnF=nFn

を構成する。代数体 テンプレート:Mvarテンプレート:Math 拡大を与えることと、このような テンプレート:Math の拡大列を与えることは同値であるテンプレート:Sfn。実際、このような拡大列が与えられれば、テンプレート:Math のガロア群は加法群 テンプレート:Math と同型であり、テンプレート:Math のガロア群(無限次代数拡大のガロア群なので射有限群テンプレート:Math はこれらが自然な射影によって成す逆系の逆極限Z の射有限完備化)、つまり テンプレート:Math である。これはまた、ポントリャーギン双対を考えれば、任意の テンプレート:Mvar の冪に対する 1 の冪根全体が成す円周群の離散部分群の双対として得られるコンパクト群が テンプレート:Math であるとも述べられる。

テンプレート:Math 拡大の基本的な例は円分 テンプレート:Math 拡大(cyclotomic テンプレート:Math-extension)である。自然数 テンプレート:Mvar に対して テンプレート:Math で[[1の冪根|1の原始 テンプレート:Mvar 乗根]]を表すものとする。例えば複素数体の中で考え、テンプレート:Math とする。奇素数 テンプレート:Mvar に対して、有理数体に1の原始 テンプレート:Math 乗根をすべて添加した体、つまり テンプレート:Math合成体 テンプレート:Mathテンプレート:Math 上の テンプレート:Math 拡大であるテンプレート:Sfn。また、この合成体を有理数体 テンプレート:Math 上の拡大体とみると、これはガロア拡大で、そのガロア群 テンプレート:Mathテンプレート:Math と同型であるので、これの部分体で テンプレート:Math 上の テンプレート:Math 拡大であるものが存在するテンプレート:Sfn。これを テンプレート:Math と書き、有理数体の円分 テンプレート:Math 拡大という。任意の有限次代数体 テンプレート:Mvar に対して合成体 テンプレート:Mathテンプレート:Math 拡大になる。これを テンプレート:Mvar の円分 テンプレート:Math 拡大というテンプレート:Sfn。円分 テンプレート:Math 拡大の存在から、任意の代数体に対して少なくとも1つは テンプレート:Math 拡大が存在することがわかる。

代数体 テンプレート:Mvarテンプレート:Math 拡大は一般に無限に存在しうる。テンプレート:Mvarテンプレート:Math 拡大すべての合成を テンプレート:Math とすると

Gal(F~/F)pd

が成り立つことが知られているテンプレート:Sfn。ここで テンプレート:Mvarテンプレート:Math を満たすある整数、テンプレート:Mathテンプレート:Mvar の複素素点の個数である。このことから、テンプレート:Mvar総実体でなければ無限に多くの テンプレート:Math 拡大が存在することがわかるテンプレート:Sfn。ここに出てきた定数 テンプレート:Mvar が、実は テンプレート:Math であろうというのがテンプレート:仮リンクであるテンプレート:Sfn。レオポルト予想は、有理数体のアーベル拡大体や虚二次体のアーベル拡大体については正しいことが知られているテンプレート:Sfn

円分 テンプレート:Math 拡大ではない テンプレート:Math 拡大の例としては、虚二次体の反円分 テンプレート:Math 拡大(anti-cyclotomic テンプレート:Math-extension)というものがあげられるテンプレート:Sfnテンプレート:Mvar を5以上の素数テンプレート:Sfnテンプレート:Mvar を虚二次体とする。テンプレート:Mvarテンプレート:Math は1で テンプレート:Math は2であるから、この場合はレオポルト予想が自明に成立する。したがって テンプレート:Mvar にはガロア群が テンプレート:Math と同型になる唯一の拡大体 テンプレート:Math が存在する。テンプレート:Math には複素共役が作用しており、複素共役が±1倍で作用する部分群を テンプレート:Math とすると、テンプレート:Mathテンプレート:Math の直積に分解できる。テンプレート:Math の固定体 テンプレート:Math は円分的ではない テンプレート:Math 拡大 になっている。これを反円分 テンプレート:Math 拡大という。

イデアル類群と岩澤類数公式

テンプレート:Mvar を素数、テンプレート:Math を有限次代数体 テンプレート:Mvarテンプレート:Math 拡大とする。第 テンプレート:Mvarテンプレート:Mathイデアル類群 テンプレート:Math の[[シローの定理|シロー テンプレート:Mvar 部分群]](テンプレート:Mvar 部分)テンプレート:Efnテンプレート:Math とする。ここでの動機というのは、テンプレート:Math のとき、そのイデアル類群の テンプレート:Mvar 部分こそがフェルマーの最終定理の直接証明における主要な障害となっている、ということがクンマーによって既に特定されていたということによるものである。テンプレート:Math は有限 [[p群|テンプレート:Mvar 群]] なのでその位数 テンプレート:Math はある整数 テンプレート:Math を用いて テンプレート:Math と書ける。岩澤は、ある3つの整数 テンプレート:Math(最初の2つは非負整数)が存在して、テンプレート:Mvar が十分大きいとき

en=μpn+λn+ν

が成り立つことを示したテンプレート:Sfn。これを岩澤類数公式(Iwasawa class number formula)といい、この公式に現れる3つの数を岩澤不変量(Iwasawa invariant)という。3つのうちどれか1つを指し示したいときは、例えば岩澤 テンプレート:Math 不変量などというテンプレート:Sfn

証明と岩澤代数

次の仮定のもとで証明の概略を見るテンプレート:Sfn

(*) 素数 テンプレート:Mvar の上にある テンプレート:Mvar の素イデアルは唯一つで、さらにその素イデアルは テンプレート:Math完全分岐する

証明は、まずイデアル類群の極限をとることからはじまる。2つの正整数 テンプレート:Math があったとき、代数体の有限次拡大 テンプレート:Mathノルム写像からイデアル類群の準同型 テンプレート:Math ができるテンプレート:Sfn。これによる逆極限 テンプレート:Mathテンプレート:Math と書き、テンプレート:Math岩澤加群というテンプレート:Sfn。岩澤の独自性は、「無限大に飛ばす」という新しい着想にあった。

岩澤加群 テンプレート:Math がわかれば テンプレート:Math もわかる。実際、テンプレート:Math の元 テンプレート:Mathテンプレート:Math の乗法単位元1に対応する元(位相的生成元といっても同じこと)とすると テンプレート:Math が成り立つことがわかるテンプレート:Sfnテンプレート:Efn

岩澤加群 テンプレート:Math の構造は、これを完備群環上の加群とみることによって調べられる。テンプレート:Math は有限 テンプレート:Mvar 群なので自然に テンプレート:Math の元の乗算が定義でき、またガロア群 テンプレート:Math が作用しているので、その極限の テンプレート:Mvar には完備群環 テンプレート:Math の作用が定義できるテンプレート:Sfn。この環 テンプレート:Math は、実は テンプレート:Math 係数の形式的べき級数環 テンプレート:Mathテンプレート:Math によって同型であることが示される(位相的生成元の取り方に依存するので、標準的ではない)テンプレート:Sfnテンプレート:Mathテンプレート:Mathテンプレート:仮リンクと呼ばれているテンプレート:Sfn。岩澤代数は岩澤理論において中心的な役割を演ずる。例えば、岩澤主予想と呼ばれる予想は テンプレート:Math のある2つのイデアルが等しいという予想である。

岩澤加群 テンプレート:Math は岩澤代数 テンプレート:Math 上の加群であることがわかった。さらに有限生成であることが示されるテンプレート:Sfnテンプレート:Math は2次元の正則局所環とよばれる(その上の加群のそれほど粗くない分類が非常に容易であるという意味で)素性の良い環であるので、その有限生成加群には構造定理があるテンプレート:Sfn。これを使うことにより、テンプレート:Mvar は次の形の加群

ΛriΛ/(pmi)jΛ/(fj(T)nj)

擬同型(pseudo-isomorphism)であること、つまり有限群による違いを除いてこれと同型であることが示される。テンプレート:Mvar はイデアル類群の有限性から0であるテンプレート:Sfn

このようにして得られた岩澤加群 テンプレート:Mvar の表示と テンプレート:Math を使うことにより テンプレート:Math の個数を テンプレート:Mathテンプレート:Math で表すことができる。そして テンプレート:Mathテンプレート:Math

μ=imiλ=jnjdegfj

で定義すると岩澤類数公式が成り立つことがわかるテンプレート:Sfn。以上が証明の概略である。

なお、すべての テンプレート:Mathテンプレート:Math を乗じて得られる多項式

charΛ(X):=ipmijfj(T)nj

を岩澤加群 テンプレート:Mvar特性多項式(characteristic polynomial)といい、これによって生成される テンプレート:Math のイデアルを特性イデアル(characteristic ideal)というテンプレート:Sfnテンプレート:Math で特性イデアルの方を表すこともある。特性多項式は任意の有限生成 torsion テンプレート:Math 加群 テンプレート:Mvar に対して定義され、同様に テンプレート:Math という記号で書かれる。岩澤不変量の テンプレート:Math は特性多項式 テンプレート:Math の次数であり、テンプレート:Math は特性多項式を割り切る最大 テンプレート:Mvar べきの指数である。岩澤主予想は テンプレート:Math のある2つのイデアルが等しいという予想であるが、そのイデアルのうちの一つが、簡単にいうとこの特性イデアルである。

固有空間への分解

代数体 テンプレート:Mvar に複素共役や テンプレート:Math が作用している場合には、その作用でイデアル類群を固有空間(eigenspace)テンプレート:Sfnに分解することができ、分解したものたちに対して同様の公式が得られる。

まず複素共役の場合を見るテンプレート:Sfnテンプレート:MvarCM体テンプレート:Mvar を奇素数、テンプレート:Math を円分 テンプレート:Math 拡大とする。このとき、テンプレート:Math のイデアル類群のシロー テンプレート:Mvar 部分群 テンプレート:Math には自然に複素共役が作用し、複素共役が±1倍で作用する部分空間 テンプレート:Math の直和 テンプレート:Math に分解できる。テンプレート:Mathプラス部分(+-part)テンプレート:Sfnテンプレート:Mathマイナス部分(−-part)という。それぞれの部分空間に対して岩澤類数公式が成り立ち、対応する テンプレート:Mathテンプレート:Math をそれぞれ テンプレート:Mathテンプレート:Math とすると、テンプレート:Mathテンプレート:Mathテンプレート:Mathテンプレート:Math, テンプレート:Math と分解できる。同様の方法で岩澤加群 テンプレート:Mathテンプレート:Math に分解したとき、テンプレート:Mathテンプレート:Mvar の最大実部分体 テンプレート:Math の円分 テンプレート:Math 拡大の岩澤加群と同型になるので、プラス部分は実部分の寄与、マイナス部分は全体と実部分の差と考えられる。マイナス部分の テンプレート:Math については、木田の公式と呼ばれるリーマン・フルヴィッツの公式の類似が成り立つことが知られているテンプレート:Sfnテンプレート:Sfn

典型的なCM体は奇素数 テンプレート:Mvar についての テンプレート:Mvar 分体 テンプレート:Math であるテンプレート:Sfn。これの最大実部分体の類数は テンプレート:Mvar で割れないという予想をテンプレート:仮リンクというテンプレート:Sfn。もしこれが正しければ、テンプレート:Math の最大実部分体の類数も テンプレート:Mvar で割れないので テンプレート:Math は0ということになるテンプレート:Sfn

次に、テンプレート:Math でイデアル類群が分解される様子を見るため、典型的な例として テンプレート:Mathテンプレート:Math の場合を考える(テンプレート:Mvar は奇素数とする)テンプレート:Sfnテンプレート:Math と置き、テンプレート:Mathテンプレート:Math の任意の元 テンプレート:Math に対して テンプレート:Math が成り立つ唯一の準同型とする。テンプレート:Mathテンプレート:Math のイデアル類群の テンプレート:Mvar 成分 テンプレート:Math に自然に作用し テンプレート:Math と分解できる。ここで テンプレート:Mathテンプレート:Math が成り立つ テンプレート:Math の元たちからなる部分群である。これを テンプレート:Math 成分テンプレート:Math-part)という。テンプレート:Math 成分に対しても岩澤類数公式が成り立ち、これらの成分に対する岩澤不変量を テンプレート:Math, テンプレート:Math, テンプレート:Math とすると テンプレート:Math の岩澤不変量は テンプレート:Math などと分解できる。偶数の テンプレート:Mvar に対する テンプレート:Math 成分は テンプレート:Math に含まれるので、ヴァンディバー予想が正しければこの成分は0である。部分的な結果として、栗原将人によって テンプレート:Math は0であることが証明されているテンプレート:Sfn。岩澤主予想は、奇数の テンプレート:Mvar に対する テンプレート:Math 成分に関する予想である。なお、このような分解はもっと一般の状況でも可能であるが、 テンプレート:Math の指標の値が必ずしも テンプレート:Math に入らないので、係数拡大が必要となるテンプレート:Sfn

岩澤不変量

岩澤不変量の テンプレート:Mathテンプレート:Mathテンプレート:Math 拡大 テンプレート:Math に対して定まるので テンプレート:Math, テンプレート:Math などと書かれるテンプレート:Sfn。また、代数体 テンプレート:Mvar と素数 テンプレート:Mvar に対して テンプレート:Mvar の円分 テンプレート:Math 拡大 テンプレート:Math は一意に定まるので、このときは テンプレート:Mathテンプレート:Math と書いたりするテンプレート:Sfn。例えば テンプレート:Math などが知られているテンプレート:Sfn

テンプレート:Mvar はイデアル類群の元の位数の増加を示すものであり、テンプレート:Mvarテンプレート:Mvar ランクの増加を示すものであるテンプレート:Sfnテンプレート:Sfn

岩澤不変量にはまだ分からないことが多いテンプレート:Sfn。次のような予想が立てられている。

岩澤 テンプレート:Math 予想 円分 テンプレート:Math 拡大 テンプレート:Math に対しては テンプレート:Math であろうテンプレート:Sfn

この予想は一般には未解決であるが、テンプレート:Mvar がアーベル体テンプレート:Efnの場合は正しいことが証明されている(テンプレート:仮リンクテンプレート:Sfn

テンプレート:仮リンク 総実代数体 テンプレート:Mvar の円分 テンプレート:Math 拡大 テンプレート:Math に対しては テンプレート:Math であろうテンプレート:Sfn

知られていることとしては次のようなことがあるテンプレート:Sfn

特性多項式の具体例

テンプレート:Mvar がアーベル体であれば、その円分 テンプレート:Math 拡大の岩澤加群のマイナス部分の特性多項式はスティッケルバーガー元を用いて具体的に構成できるテンプレート:Sfn。さらに テンプレート:Mvar が虚二次体であればプラス部分は自明なのでテンプレート:Sfn、マイナス部分の特性多項式が全体の特性多項式である。例えば、テンプレート:Mathテンプレート:Math の場合は

テンプレート:Math

であるテンプレート:Sfn。特性多項式は テンプレート:Mvar 進数係数の多項式なので、テンプレート:Math までの近似で表示している。

岩澤主予想

テンプレート:Main 草創期の1950年代から理論の構築は絶えず続けられ、この加群の理論と久保田やレオポルド (Leopoldt) が1960年代に考案した [[p-進L-函数|テンプレート:Mvarテンプレート:Mvar 関数]]の理論の間の基本的考察が提示された。テンプレート:Mvarテンプレート:Mvar 関数は、ベルヌーイ数から始めて補間法を用いて定義される、ディリクレの テンプレート:Mvar 関数の テンプレート:Mvar 進の類似物である。最終的に、クンマーによる正則素数に関する結果から世紀を隔てて、フェルマーの最終定理の前進する見通しが立ったことが明らかとなった。

岩澤主予想テンプレート:Lang-en-short)は、(加群の理論と補間法の)二種類の方法で定義される テンプレート:Mvarテンプレート:Mvar 関数は(それが定義可能な限りは)一致するはずであるという形で定式化された。この予想は結果としては、バリー・メイザーアンドリュー・ワイルズによって有理数体 Q の場合に、またやはりワイルズによって任意の総実数体の場合に証明された。

逸話

The last step after the June, 1993, announcement, though elusive, was but the conclusion of a long process whose purpose was to replace, in the ring-theoretic setting, the methods based on Iwasawa theory by methods based on the use of auxiliary primes.[1]

1993年6月の発表後に得た研究成果は、うまく言えませんが、環論的な設定の中で岩澤理論にもとづく手法を補助素数を使う手法に置き換える目的で行った、一連の研究の自然な帰結なのです。

脚注

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注釈

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出典

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参考文献

関連文献

外部リンク

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