2
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2(二、弐、貳、貮、に、じ、ふた、ふたつ)は、自然数または整数において、1 の次で 3 の前の数である。
英語では、基数詞でtwo、序数詞では2nd、second となる。
ラテン語では duo(ドゥオ)。
性質
- 2 は最小の素数。次の素数は 3。
- 2番目の高度トーシェント数。1つ前は1、次は4。
- 2 の倍数を偶数といい、偶数は「半分にしても整数である」性質を持つ。
- 2の冪乗の基数で、2テンプレート:Sup。次は4。
- 2の累乗数の一の位は、テンプレート:Underline2, …(下線部は循環節)となる。
- 3番目のフィボナッチ数である。1つ前は1、次は 3。
- フィボナッチ数のうち矩形数でもある数は 2 のみである。
- 3番目のトリボナッチ数かつテトラナッチ数でもある。1つ前は1、次は4。
- 2 = 2 + 0 × ω (ωは1の虚立方根)
- a + 0 × ω (a > 0) で表される最小のアイゼンシュタイン素数である。次は5。
- 2 = 1 + 1
- 2 = 1テンプレート:Sup + 1
- nテンプレート:Sup + 1 で表される最小の素数である。次は17。
- 2 = 1テンプレート:Sup + 1
- nテンプレート:Sup + 1 で表される最小の素数である。次は5。
- 2 = 1テンプレート:Sup + 1
- nテンプレート:Sup + 1 の形で表せる最小の素数である。次は5。
- 2 = 1テンプレート:Sup + 1テンプレート:Sup
- 2 = 2テンプレート:Sup × 3テンプレート:Sup + 1
- 最小のピアポント素数である。次は3。(テンプレート:OEIS)
- 2 = 1テンプレート:Sup + 1
- 2 = 1 × 2
- 最小の矩形数である。次は6。
- 2 = 1テンプレート:Sup + 1テンプレート:Sup = 2テンプレート:Sup − 2テンプレート:Sup
- 2番目の階乗数 2! である。1つ前は1、次は6。
- 最小の矩形数である。次は6。
- 2番目のベル数である。1つ前は1、次は5。
- 2番目のカタラン数である。1つ前は1、次は5。
- 最小のソフィー・ジェルマン素数。次は3。
- 2番目のレピュニット Rテンプレート:Sub = 11 は素数となる最初のレピュニットである。次に素数となるのは [[19|Rテンプレート:Sub]]。
- 2! + 1 = 3 となり、n! + 1 の形で素数になる2番目の数である。1つ前は1。次は3。
- 2テンプレート:Sup + 1 = 5 となり、nテンプレート:Sup + 1 の形で素数を生む2番目の数である。1つ前は1、次は4。
- 2テンプレート:Sup − 1 = 3 となり、nテンプレート:Sup − 1 の形で素数を生む唯一の数である。
- 三角数の2倍の矩形数には含まれるが、多角数ではない。
- コンピュータの演算には二進法が使われる。これは、「0 と 1」(色で言えば「白と黒」) の2系統だけを用いることに因む。
- 線(直線・曲線共に)は、2個の点で初めて形成される。
- テンプレート:Sfrac = 0.5
- 自然数の逆数が小数点以下1桁の有限小数になるのは、十進法では他に テンプレート:Sfrac = 0.2 , テンプレート:Sfrac = 0.1 のみ。
- 逆数が有限小数になる最小の数である。次は4。(テンプレート:OEIS)
- 三進法では、十進法との関係はなく、三(10)は2で割り切れない。10÷2=1.テンプレート:Underline11…とどこまでも続く(下線部は循環節)。
- 任意の数値 x について次の式が当てはまる。
- x + x = 2x
- x × x = xテンプレート:Sup
- 完全数の正の約数(自身含む)の逆数の和は 2 となる。
- √テンプレート:Overline = 1.4142135623730950488016887242097... は日本語の語呂合わせで
- ひとよひとよにひとみごろにみなさんおくこまるし… といった覚え方が存在する。
- √テンプレート:Overline ≒ テンプレート:Sfrac = 1.414201... これは 239テンプレート:Sup = 2 × 169テンプレート:Sup − 1 の −1 の項を無視して変形したもの。
- となる。逆に ともなる。
- リュカは、リュカ数において の n の指数が0の場合、値は2とした。
- 九九では 1 の段で 1 × 2 = 2(いんにがに)、2 の段で 2 × 1 = 2(にいちがに)と2通りの表し方がある。九九で2通りの表し方がある整数のうち最小の数である。
- 各位の和が2となるハーシャッド数は100までに2個、1000までに4個、10000までに7個ある。
- 2番目のハーシャッド数である。1つ前は1、次は3。
- 2を基とする最小のハーシャッド数である。次は20。
- 各位の和(数字和)が2となる最小の数である。次は11。
- 各位の和が2になる数で素数になる最小の数である。次は11。(テンプレート:OEIS)
- 各位の平方和が4になる最小の数である。次は20。(テンプレート:OEIS)
- 各位の平方和が n になる最小の数である。1つ前の3は111、次の5は12。(テンプレート:OEIS)
- 各位の立方和が8になる最小の数である。次は20。(テンプレート:OEIS)
- 各位の立方和が n になる最小の数である。1つ前の7は1111111、次の9は12。(テンプレート:OEIS)
- 各位の積が2になる最小の数である。次は12。(テンプレート:OEIS)
- 各位の積が2になる数で最小の素数である。次は211。(テンプレート:OEIS)
- 異なる平方数の和で表せない31個の数の中で最小の数である。次は3。
- 以下のような無限多重根号の式で表せる。
- ,
- ,
| 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup |
| 4 | 8 | 16 | 32 | 64 | 128 | 256 | 512 | 1,024 | 2,048 | 4,096 | 8,192 | 16,384 | 32,768 | 65,536 | 131,072 | 262,144 | 524,288 | 1,048,576 | 2,097,152 |
| 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup | 2テンプレート:Sup |
| 4,194,304 | 8,388,608 | 16,777,216 | 33,554,432 | 67,108,864 | 134,217,728 | 268,435,456 | 536,870,916 |
その他 2 に関すること
- 様々な物事を2つの極に集める傾向が強くなることを、「二極集中」と言う。
- 「二者択一」とは2つの物事に対して、いずれか一方を選択することを言う。
- 2 は、核物理学において、8, 20, 28, 50, 82, 126 と共に、原子核中の陽子、もしくは、中性子の数がこれらの数である場合、その原子核は安定しやすくなる、魔法数の一つとして知られている。
- 整数において、2 で割り切るものは偶数とする。
言語・表記
- 和語系数詞の「ふた」は本来単独で用いることができず、「ふた-つ(2つ)」「ふた-り(2人)」「ふた-くみ(2組)」などのように接尾辞(助数詞)を伴って用いられる。ただし、発音上で他の数と紛らわしさを避けるために特に「ふたじゅうふた (22)」、「フタフタマルマル (22:00)」などと呼ぶことがある。
- 英語圏では、2 (two) の発音が“to”と同じであることから、“to”の意味で 2 と表記することがある。
- 例:“Peer to Peer”→“P2P”
- 花札を用いて行われるゲームの1つおいちょかぶでは、2 を「ニゾウ」と呼ぶ。
- 2の接頭辞:bi(拉)、di、dy(希)
- 2倍、2重のことをダブル (double)、[[1/2|テンプレート:Sfrac]] をハーフ (half) という。
- 二人組をデュオ、二重奏をデュエットという。
- 通常の視力検査では、測ることのできる最大の視力は 2.0 である。
2の付く言葉
- 2 は対立や背反の意味を伴うことが多い。例:「二者」「二分化」「二股」
- 二頭政治 (diarchy):2者の最高権力者から成る政治形態である。
- “○○2.0”という使い方で、「次世代の○○」のような意味に使われることがある。→Web 2.0
- 日本では双生児のことを、俗に二子・双子(ふたご)と呼んでいる。ちなみに、ふたご座という星座も存在する。
- 麻雀の和了役(あがり役)に二盃口という役が存在する。また、ローカルルールに二翻縛り、昭和ルールとして2翻付け足して公式の翻数とする「バンバン」ルールが存在する。
- 二線路
- 二人三脚
- 二次創作
- 二次災害
- 第二次世界大戦
- ことわざ・四字熟語
- 一石二鳥
- 二者択一
- 二兎を追う者は一兎をも得ず
- 天は二物を与えず
第2のもの
- 西暦2年
- 紀元前2年
- 原子番号 2 の元素はヘリウム (He) である。
- 年始から数えて2日目は1月2日。
- 太陽系第2惑星は金星である。太陽に近い順に数えて2番目の惑星でもある。
- タロットの大アルカナでIIは女教皇。
- 易占の六十四卦で第2番目の卦は、坤為地。
- 第2代天皇は綏靖天皇とされる。
- 2番目の元号は白雉である。
- 日本の2代目の内閣総理大臣は、黒田清隆。
- 大相撲の第2代横綱は綾川五郎次である。
- 第2代殷王は外丙である。
- 第2代周王は成王である。
- 第2代ローマ教皇はリヌス(在位:66年? - 78年?)である。
- 日本で2番目に開局した地上波テレビ局はラジオ東京テレビジョン(KRTテレビ)であり、現在の TBSテレビである。
- 第2代アメリカ合衆国大統領は、ジョン・アダムズである。
- クルアーンにおける第2番目のスーラは雌牛である。全スーラ中、最長の287節を持つ。
- 五十音順における2番目は「い」である。
- 英語のアルファベット順における2番目はbである。
番号
- 野球で守備番号 2 番は捕手。
- サッカーの背番号 2 番は、右サイドバック(RSB)が付けることが多い。
- 自動車で、普通自動車のうち11人以上乗れる車(主にバス)のナンバープレートの分類番号の上1桁には2が付けられる(2ナンバーともいう)。
- 自動車のナンバープレートの希望番号制で「・・・2」は、かつて抽選対象の番号だったが、2001年1月4日に抽選対象から外された。なお、軽自動車については、2005年の分類番号3桁化開始当初から抽選不要であるため、一般払い出しにおける各平仮名の最初の番号となっている。
- NHK教育テレビの地上デジタル放送のリモコンキーIDは日本全国共通で 2。BSデジタルの ID2(BS102) は、かつてはBS2で、NHK BS1 のマルチ編成休止中は ID1(BS101) と同内容。NHK BS8KのリモコンキーIDも 2。
- 秋田県鹿角市、長野県北信・東信・松本盆地、福井県小浜市、近畿2府4県、岡山県津山市、愛媛県東予地方、沖縄本島のNHK総合テレビおよび KBCテレビの北九州中継局の VHFアナログテレビは2ch(上記各局はリモコンキーIDが全て1)。秋田県秋田平野、福島県中通り、静岡県静岡市、岐阜県高山市、愛媛県松山平野、熊本県熊本平野等は NHK教育テレビのアナログテレビも 2ch。
- JIS X 0401、ISO 3166-2:JPの都道府県コードの「02」は青森県。
固有名詞
- マツダ・2(旧日本名・デミオ)
- トヨタ・マークII
- 2 (小説) - 野﨑まどの小説の題名。
- 2 ((G)I-DLEのアルバム)
- II (林部智史のアルバム) - 林部智史のアルバム名。読みはセカンド。
2個1組の概念
- 0 と 1(二進法)
- 有と無
- 開と閉(門扉)
- 白と黒
- 善と悪
- 生と死
- 表と裏(方位)
- 陰と陽
- 正と負
- 男と女(ヒトの性別)
- 雄と雌(動植物の性別)
- 大と小
- 勝と敗
- 前と後
- 右と左
- 上と下
- 内と外
- 静と動
- 与党と野党(政治界の与野党)
- 天と地
- 偶数と奇数(丁と半、数的概念)
- 月と日
- 月と星
- 金と銀
- 受動と能動
- 北と南
- N極とS極
- 北極と南極
- 物と事
- 売と買
- 成功と失敗
- 衆議院と参議院(日本での二院制)
- 新と旧
- 文と武。両立することを「文武両道」と言う。現代では勉学とスポーツを両立させること。
- 若と老
符号位置
他の表現法
関連項目
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- 西暦2年 紀元前2年 2002年 1902年 2世紀 令和2年 平成2年 昭和2年 大正2年 明治2年 2月
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- 2号線 地下鉄2号線 環状2号線 (曖昧さ回避)
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- ラテン文字のアルファベット二文字組み合わせの一覧
- ツヴァイ(ドイツ語)